ダンジョン飯
ダンジョン飯は、ファンタジー+食にスポットを当てた漫画
ファンタジー部分は本格的で、ギャグもあって楽しめます。食の部分では、冒険者がダンジョンの中で何を食べているのか?という疑問を解決!モンスターの肉やダンジョンに生える植物が、美味しそうな料理になるのです。
物語に登場するのは、一癖あるキャラクターばかり。ストーリー最初のエピソードで、パーティーメンバーの気持ちがバラバラになって解散の危機が訪れますが、リーダーの「ライオス」はあきらめません。それというのも、ダンジョン最深部でレッドドラゴンに食べられた妹を蘇生したいからです。
探索の途中出会ったドワーフの「センシ」は、ダンジョンで自給自足の生活をしていました。ライオス達の事情を聞き、仲間に加わったセンシ。彼のダンジョン食の知識が、他のメンバーの考え方を少しずつ変えていくことになります。
ファンタジー世界の冒険者パーティは、基本デコボコ構成。一つの能力に特化した人達が集まって、他の人の足りない部分を補完します。PTを守る騎士、近接攻撃を得意とする戦士、詠唱に時間がかかるけど魔法を使える術者など。
ダンジョン飯に惹かれるのは、そういうファンタジー要素がふんだんに盛り込まれているところです。それでいて、ところどころにギャグがあり、読者を楽しませようとする作者の人柄を感じます。
ダンジョン飯の爆笑ギャグをイラストに描こうと思ったのですが、ネタバレは作品を読んだ事のない人の楽しみを奪いそうなので、漫画の雰囲気が伝わるようにイラストを描いてみました。
ギャグシーンは、センシのヒゲがモフモフするエピソードや、コカトリスを威嚇するマルシルなど爆笑間違いなし!まだ読んだことのない方にもオススメの作品です。
ダンジョン飯 6巻 (HARTA COMIX) Kindle版