フェアリー
フェアリー(fairy)とは英語で妖精のこと。
ヨーロッパの伝承で妖精といえば、ドワーフやゴブリン、泉の精霊までもふくんだ言葉です。
日本での一般的なフェアリー(妖精)のイメージは、小人サイズで透き通った羽があり魔法が使えるといったものでしょう。
ゲーム「ドラゴンズクラウン」で登場するフェアリーのティキは、冒険者のパーティに同行し宝箱の場所を教えてくれました。酒場に戻ると、お酒の入ったグラスに浸かって酔っ払う姿が可愛いのです。
漫画「ベルセルク」には、男の子のフェアリー「パック」が登場します。憎まれ口を叩きながらも、主人公のガッツを助ける?ときがあったりするのです。
ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇「真夏の夜の夢」には、妖精王オーベロンと女王ティターニアが登場します。妖精王の指令を受けて働く妖精にパックがいます。ベルセルクのパックはこの妖精のイメージを元に描かれたのかもしれません。
アニメ「リルリルフェアリル~妖精のドア~」には可愛くデフォルメされた妖精たちが登場!
妖精の種「フェアリルシード」から生まれた「フェアリル」と呼ばれる妖精たちが暮らす世界「リトルフェアリル」を舞台に、可愛らしい花の妖精(フラワーフェアリル)のりっぷや仲間たちの日常を描く作品です。
リルリルフェアリルでは、妖精は花の名前が付けられています。その設定は20世紀のイギリスの絵本作家シシリー・メアリー・バーカーが描いた「花の妖精(フラワーフェアリー)」と似ています。
バーカーは色々な花の種類ごとに花の妖精を描きました。その花の特徴を表す花びらや葉などをあしらったデザインの衣装をまとった妖精です。
ウォルトディズニーの「ティンカーベル」など、妖精が登場する作品はまだまだあります。今回は、可愛らしい「フェアリー」をイラストに描いてみました!
フェアリーは物語の中でマスコットのポジション。いたずら好きで魔法が使えるので、予想外のハプニングを引き起こして楽しませてくれそうです。