ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
何がワイルドなんだろう… 最初にサブタイトルを見てそう思いました。
内容はいたってオーソドックスなファンタジーアクションゲーム。かなりボリュームがあり長時間遊べます。成長要素は堅実で、世界を周り祠(ほこら)を見つけ、その祠をクリアして試練の証をゲット。それを4つ貯めるとリンクが成長します。
新しい要素はシーカーストーン。
まるでスマホのような外見で、冒険で役に立つアイテムを使えます。例えば写し絵はカメラ機能。手に入る武器や盾の写真を撮って、図鑑に加える事ができます。図鑑に載れば、欲しいアイテムを探すレーダーのような使い方も出来ます。
世界には人間以外の種族がいて、炎と岩のゴロン族 水のゾーラ族 風と歌のリト族などが物語に関わってきます。何気ないことなのですが、彼らの里には暮らしがあって、そこで生きる人々とのかかわりが感じられます。
リト族の小鳥達 とっても可愛い5つ子です。
岩を掘るゴロン族の兄弟 弟のププンダが可愛いです。
DLC(追加コンテンツ)を購入すれば追加要素が楽しめますが、便利だったのは足跡機能。リンクが移動したルートが最大200時間記録され、どこを冒険したかわかります。
ハイラルの世界は広大なので、迷ったり進むべき道が見つからない時に助けられました。
他にも印象に残ったキャラクターは沢山います。大工のエノキダは、髪型がキノコのようなキャラ。リンクと協力して一から村を作る事になります。
大妖精たちも忘れられません。大妖精はリンクの装備を強化してくれます。その時、リンクにキスをしたり抱きしめたりと、強化段階が上がるほどイベントが意味深になっていきます。
DLC「英傑達の詩」が始まるときのゼルダ姫のセリフで笑ってしまいました。
「私は見届けました。あなたが成し遂げた姿を…」
全ての神獣を解放した事を知っていたゼルダ姫。きっとリンク行動を全部見ちゃっているのかも!?
そうそう、サブタイトルの「ブレス オブ ザ ワイルド」ですが、一通り遊んだ後にもう一度ワイルドって何だったんだろう?と考えてみました。
高いガケを登ったり、川にいる魚を素手で捕まえたりするのはワイルドなのですが、それよりもっと凄いのは古代兵器が落とすネジや、薪をナベで調理して食べてしまうところ。
これはワイルド!!
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ~冒険ガイドブック&マップ付き~ – Switch