オーガ

この記事は6年前の投稿です

 

北ヨーロッパでは凶暴で残忍な性格であり、人の生肉を食べるとされる。一方で、引っ込み思案で臆病という面もある。知性や賢さといったものはほとんどなく、人間が彼らを倒すことは難しくない。また、自由に動物や物に姿を変えることができると言われている。住処は大きな宮殿や城、または地下である。(wikiペディアより抜粋)

イラスト オーガ

ファンタジー作品によく登場するオーガ。日本では鬼と同一視される事もありますが、ヨーロッパで語り継がれるオーガにツノのある固体は少なそうです。日本の鬼はオーガの亜種なのかな?
彼らの体は大きいですが、巨人ほどではありません。
基本的に知能が低いので、冒険者の機転によって倒されることも多く、数もゴブリンなどに比べると少なめです。それゆえに国を築くことはほぼありません。あるとすれば部族規模ではないでしょうか。

 

オーガチーフ

オーガチーフイラスト

リーダークラスのオーガは強力で、まれに魔法を使うこともあります。エルフなどから奪った魔法のアイテムを所持しているかもしません。

 

オークとオーガの違い

オークは豚や猪に似た顔の人型モンスターです。
世界で一番プレイヤー数が多いと言われるオンラインゲーム「World of Warcraft」(ワールド オブ ウォークラフト=WoW)では、驚くほど強靭で誇り高いオークが登場します。しかし、私の中でWoWのオークは、オークではなくオーガのイメージです。

映画ウォークラフトのオーク
画像引用:映画「ウォークラフト」

日本のオークといえば、女騎士が登場して「くっころ」と言うギャグファンタジー漫画のオークが思い浮かびます。驚くことに、日本産のオークには人情味や真面目さがあるのです。

王道のパターンでは、オークは繁殖力が強く下劣な敵のイメージ。対してオーガは、怪力であまり知能が高くないイメージといえるのではないでしょうか。

 

トロールとオーガの違い

映画ホビットの冒険トロールたち
画像引用:映画「ホビットの冒険」

ファンタジーゲームだと、同じグラフィックの色違いになることも多いトロールとオーガ。共通点は体が大きいところと知能が高くないところ。
しかしトロールには、再生能力や日の光に弱いなどの特徴があります。それと比べるとオーガは、怪力ではありますが再生能力はありませんし、昼間でも活動できます。

一般的なファンタジー作品に比べると、ドラゴンクエスト10に登場するオーガ族はレアなパターンです。

ドラゴンクエスト10のオーガ族とエルフ族
画像引用:ゲーム「ドラゴンクエスト10」

ドラクエ10のオーガ族は知的で洗練されています。
同作品に登場するエルフ族も、日本文化を強く取り入れて描かれているので、鳥山あきら先生のセンスでアレンジされたのでしょう。